三十路過ぎ昭和は遠くなりました かずえ 一体と言うが心は分裂質

サングラス捨てて民と顔合わす 落とし穴おちなきゃいいけど民主党 だれがなっても自己責任 かずえ

分かってるだけどいえない怖いから 日本を不気味なものが覗いてる 北斎の妖怪みたいな蚊帳の上 かずえ

経済も成長やめて充実を ウドの大木使い道なし 二日酔い出るのは溜息ばかりです かずえ 迎え酒味を覚える頃となり

教育にチンピラ知事が口を出し

期待するものは立たず落胆し 立たずともがっかりしないで御爺さん 孫は一人でオナってる かずえ

南向き朝日を浴びて暮さねば 箱の中では人は育たぬ 内閣はスリップばかりで進まない 菅さんを出し抜いたぞ伸助が かずえ

富士山と芸者ガールに福島か なでしこの似合わぬ里の馬鹿騒ぎ 田舎者なでしこを知らず聞きに来る かずえ

馬鹿騒ぎ勝てる試合をぶち壊し 何もかも花魁のように飾り立て

エイリアン根岸の里の侘び住まい さやか ムッツリが相場の上がるあの界隈

宰相は輪番制にするがよい 政策はネットで民が決めるから かずえ

法治国法を守って野垂れ死に 原発に新しい芽は出てこない 贅六の生まれそこない無口なり かずえ

日暮しの声を聞きつつオナってる 三十路を過ぎた吾のわびしさ かずえ

あつくても痩せ我慢して熱中症 エアコン嫌いの大正生れ たけのこ

靖国に妖怪が住むと人が言う 道徳を捨てた国のこの悲惨

この暑さノンズが良いと祖母が言う 敗戦と終戦を間違える馬鹿が居る かずえ

大君の官僚と思う馬鹿がおる 大元帥部下とは別に葬られ かずえ

ミイラとり仕切り直しで誤魔化すか 盆踊りひきこむ処もなくなって盛り上がらない夏の夜 さやか

能面にかみつく犬の声虚し 妖怪が日本国中動き出し 妖怪も原発だけは恐ろしい かずえ

男には見せられぬ姿で西瓜食う さやか 熱帯夜女ながらに股団扇 かずえ

この暑さみんな裸になりたがり 暑いのはしかたがないのでブスも脱ぐ かずえ 猛暑にてキリギリスエアコンにあたる さやか ブスもよし目線は自然にやにさがる

暑い時怪談噺は今は夢 かずえ 原発が怪談噺も吹きとばし さやか

人世を十年サバを読んで生き 世界中観光と言う名で掻きまわす 悪い癖悪い事でも認知する

暑い日は男と絡むも億劫だ さやか 暑苦しい先ず女からいって逃げ

菅さんは冠を脱ぎ官になり

国民も顔を赤める自己反省 この国はタイタニックによく似てる 先物買い金と円とを行きつ戻りつ なおみ

原発の毒と知りつつ飲む交付金 原発の中毒症がうようよし なでしこを自覚してないなでしこら かずえ

現代人あれもこれも狐馬 安心の言葉を聞けば不安なり 近頃はヤンキー共が夢に出る 原発は悪党共の夢の後

この国を知らずに育つ根なし草 はたらいて虚しさを知る六十さい 死ぬるまで子供のままか泣いてみせ 首を絞め飲んだものを吐けという 出来ちゃったらしいと妹が狐馬 かずえ

夏風邪や地獄もうでの先達か 幻有翁 原発の循環機構糞詰まり